鎌倉博登司さん
(木沢霜月祭り保存会会長・小道木熊野神社禰宜)
わたしが禰宜になったのは40歳代の頃のことです。先代の熊野神社の禰宜様が亡くなり、空白になった時期がありました。そのときわたしに「禰宜をやってみないか」と声がかかったんです。
昔から祭りは大好きで、伝承講習会でも若い衆に教える立場におりましたが、正直言って禰宜にはまったく興味がありませんでした。引き受けたのは軽い気持ちでしたが、今から思えばあれが一生の転機だったような気がしますね。
霜月祭りでは、それぞれの神社の禰宜が一緒になって祭りを行ないます。それでも、自分の神社の祭りのときは、責任重大ですから緊張しますね。熊野神社の祭りが終われば、心もほっとして、それ以降のお祭りではお神酒の味もおいしいですよ。

今まで笛や太鼓をやってましたが、今年(平成15年)初めて舞をしました。「若い衆もそろそろどうだ」と上の方から声がかかったもんで。
初めは田楽中心に観てきたんですが、神楽も素晴らしいということを知って、霜月祭りには6〜7年通ってます。