江戸時代以降、遠山地方の山林は天領(のちの国有林)として村民による伐採が禁じられていたために、豊かな森林資源が残されていました。
明治から大正にかけての遠山地方は、民有林が王子製紙に買い上げられて大々的に伐採されましたが、南アルプスの国有林が本格的に開発されるようになったのは、遠山森林鉄道が登場してからのことです。
江戸時代以降、遠山地方の山林は天領(のちの国有林)として村民による伐採が禁じられていたために、豊かな森林資源が残されていました。
明治から大正にかけての遠山地方は、民有林が王子製紙に買い上げられて大々的に伐採されましたが、南アルプスの国有林が本格的に開発されるようになったのは、遠山森林鉄道が登場してからのことです。
現在に残る、森林鉄道軌道跡かつて森林鉄道の始発駅があった場所には現在、その名にちなんだ道の駅「梨元ていしゃば」が建っています。当時活躍していた車両のほとんどは廃棄されてしまいましたが、平成12年に梨元ていしゃば駐車場に当時の機関車が復元・移設されました。
梨元ていしゃば これは村内八重河内地区に放置されていたものを、木沢活性化委員会の皆さんが里帰りさせ、車体の清掃、錆取、ペンキ塗りなどをおこなって当時の姿を復元させたものです。
色も、当時の営林署OBのアドバイスによって再現しました。
一時は
「オーバーホールすれば動くのではないか」
との期待も高まりましたが、交換する部品がないためにエンジンの復活は実現しませんでした。
当時の機関車は他にも、上村下栗のハイランドしらびそに一両が保存されています。これらの機関車には、今でも鉄道ファンのみなさんが見学に訪れています。
このように、森林鉄道は観光資源の一つとして新たに注目を集めているのです。
修復作業風景
修復後の機関車の写真