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お茶のいろいろ

おいしいお茶の入れ方や保存方法・お茶の成分と効用 ・製造工程などをご紹介します。

おいしいお茶の入れ方

 お茶に使う湯はお茶の種類を問わず必ず一度沸騰させます。十分沸騰させないと炭酸ガスが残り、急須の中で茶葉が浮いておいしい味が引き出せません。また、沸騰させると水道水のカルキ抜きもできます。
 温度は高級茶の場合、うま味成分のない下級茶は、多量の熱めの湯を使って短時間で入れ、さわやかな渋みを楽しみます。
 100g1,000円ほどのお茶ならば80℃くらいの湯で1〜2分置けばいいでしょう。寝る前はぬるいお湯で入れるとカフェインがあまり溶け出しません。

【緑茶の標準的な入れ方】
  入れる人数 急須の大きさ 茶碗の大きさ 茶量 湯温 湯量 浸出時間 浸出液温 一人当たり浸出量
玉露(特)

3

90 40 10 50

60

150 33 12
玉露(並)

3

90 40 10 60 60 120 40 13
煎茶(上) 3 250 100 6 70 170 120 51 50
煎茶(並) 5 600 150 10 90 430 60 65 80
焙じ茶 5 800 240 15 熱湯 650 30 75 120
番茶 5 800 240 15 熱湯 650 30 75 120
(単位) ml ml g 度C ml 度C ml

お茶の保存方法

 気密性のある容器に入れ、涼しく臭いの少ないところに置きます。多量に手に入れたときは100〜200gくらいずつ小分けに密封して冷蔵庫か冷凍庫で保存すると風味が落ちません。使うときはすぐ開封せず、必ず常温になるまで涼しいところに置きます。

お茶の成分と効用

 お茶は体の酸性化を防ぐ様々な微量要素とミネラルを含むアルカリ度の高い健康飲料。
  渋み成分であるカテキンは、発ガン抑制、抗酸化、血中コレステロール低下、抗菌、食中毒予防(腸の善玉菌は殺菌しない)虫歯、口臭予防などたくさんの効能があります。

 亜鉛、銅、カリウム、カルシウムなどのミネラルはウーロン茶の3倍もあり、ビタミンB・Cも豊富。またビタミンEやカロチン、食物繊維など水に溶けない栄養素も含むので細かくしたものを料理やお菓子に混ぜればお茶の栄養をまるごととれます。
  フライや天ぷらの衣に混ぜてもいいですし、マヨネーズ和えや生葉の天ぷらもおいしいです。

製造工程

 手摘みをするところもありますが、今は手動・電動の機械を使って茶摘をしています。
 5月頃、農家によって摘み取られた茶葉は農協の茶工場へ運ばれ、図のような工程で荒茶(緑茶の原料)になります。荒茶は再生工場に運ばれ、茶師によって形状を整え、粉と茎を分け製茶に仕上げます。
 茶摘から荒茶までおよそ1日、製茶までおよそ1日半、生葉は煎茶に変化します。
 5月初夏の南信濃村は、冬の寒さに耐え、おだやかな春を待ち、若葉を伸ばした茶葉と同じ大地で生きる村人の「生」のシンフォニーが響き出します。